引き続きニュージーランド旅行の感想です。
オークランド滞在中の2日目は、近畿日本ツアーリストで頼んだオプショナルツアーです。
オプショナルツアーの内容は「ワイトモ・ロトルア1日観光」
このツアーの目的は、「ワイトモの土ボタル(Glow Worm Caves)」を見に行く事です。
ただ、このツアーでは土ボタルだけではなく、途中で羊の毛刈りショーや、テ・プイアの間欠泉の観光も楽しめますのでそれぞれ感想を書きます。
ワイトモ・ロトルア1日観光
ワイトモ土ボタル鑑賞
1日観光ツアーなので、朝7時から夜8時までびっしり予定が詰まったツアーです。
ということで、朝7時くらいに我ら宿泊のスタンフォードプラザホテルに送迎が来てくれました。日本語ガイドの人です。
最初の予定は、メインの目的であるワイトモの土ボタル鑑賞です。車で4時間くらいですね。
この日は平日の通勤時間帯であったので道路は通勤自動車で混雑していますね。ニュージーランドでは何十キロも遠くから車で通勤するのは普通のようです。
しかし、どこもかしこも日本車ばかりですね!日本から輸出される中古の自動車が結構流通しているようです。ホンダのFITとかたくさん走ってました。
また、さすがニュージーランドですね。そこらへんに羊が放牧されています。しかし、ニュージーランドは北側の方はどうやら牛の方が多いようですね。羊より牛の方が金になるとかガイドの人が言っていたなぁ。しかし、南側は羊の方が多いです。有名なのは高品質な羊毛が取れるメリノ種の羊ですね。まぁ素人が見ても正直どの種類の羊なのかわかりませんが…
そして目的のワイトモ土ボタル洞窟に到着しました
そもそも土ボタルってなんだよ!という事で簡単に説明
ヒカリキノコバエというハエの一種である幼虫は、青白い光を発するために土ボタルと呼ばれていて、オーストラリアやニュージーランドの観光資源の一つとなっている。で、この幼虫は洞窟の天井に張り付いていて、青白い光におびき寄せられた虫を捕食して成長する。しかし、捕食する虫の数より土ボタルの数の方が多すぎるので、土ボタル同士で共喰いするらしい。
とりあえず、ガイドさんにすべてを任せて入場券も買ってもらいました。
観光地のホームページを観ると、大人一人53ドルのようですね。結構たけーな。
我らが行った時にはお客さんもあまりいなかったのでスムーズに洞窟の入り口まで行けました。と、ここでこの洞窟では注意しなければいけない事があります。
・鍾乳洞に触ってはいけない(当然だ!)
・カメラの撮影はNG!
・大きな音を立ててはいけない!(土ボタルは敏感なので!)
鍾乳洞なので非常にひんやり寒いですな。しかし立派に育った鍾乳石たちがたくさんあって神秘的ですね。写真撮ってはいけないので言葉だけですが、とりあえず神秘的(笑)
で、鍾乳洞の道を歩いていくと段々明かりが暗くなってきます。ここからはもう私語厳禁!土ボタル洞窟のボート乗り場に来ました。もうホント暗すぎてマジで怖い。一切誘導の明かりもない中でボート乗るとか、ガイドの人いなかったらそのまま洞窟の水に落ちてたわ。
しかし、その真っ暗なおかげかめちゃくちゃ神秘的な土ボタルが洞窟の天井にびっしり見えています!青白い光を発光させてマジで夜空の星みたいな感じですよ。星を少し青白くボカした感じなので余計幻想的ですわ。
写真撮っちゃいけないので公式HPの写真を引用↓
想像以上に綺麗だったのでとても満足しました。
しかし、土ボタルの正体はハエの幼虫なので、もし明かりが付いたらめちゃくちゃ気持ち悪い景色かも。
アグロドームで羊の毛刈りショー
続いては羊の毛刈りショーを見るために、アグロドームに向かいました。
ニュージーランド国内最大の観光牧場です。ここでは19種類の羊や牧羊犬が登場したり、実際に目の前で羊の毛刈りショーが楽しめるアクティビティを体験できます。我々もこれが目的でこのアグロドームに立ち寄りました。
ファームショーは一日3回(9:30、11:30、14:30 )開催されます。まだ時間があったので、お土産屋などぶらぶらしていたら羊との触れ合い広場的な小屋があったので行ってみました。
なんか落ち着き払った仔羊がまったりしていました。この柵の中に勝手に入れるので入ってみたところ、かなりアグレッシブに仔羊が近寄ってきました。なかなかかわいいやつらです。
時間になったのでファームショーが行われる会場に行きました。
自由席なので好きなところに座って見れます。前方3列ほど誰も座ってなかったのでそこの座りました。
で、始まったファームショー。
明らかに牧場の家畜のお肉を食べ過ぎているだろうと思われるぽっちゃりした司会者が出てきました。
この人が羊の毛刈り執行人でもありますな。
で、この中のどの羊の毛刈りするのかなぁと思っていたら、ステージ脇から毛刈り用の羊が出てきました(笑)
ものすごいでかい毛刈り機を使ってあっという間に毛刈りされてしまいましたよ。
刈られた羊毛は細かくされ観客に向かって投げられました。我々もその一部をキャッチ!
まぁ家畜の匂いがしますね。新鮮な羊毛です。記念に持ち帰ろうも入れる袋もないのでその場に置いていきましたが。
その後、触れ合い広場にいた仔羊たちが登場してミルク飲ませ大会が始まりました。
ファームショーの所要時間は1時間程度でしたね。そこまで期待していなかったせいか非常に楽しかったです。観光向けで翻訳ヘッドフォンが置いてある座席もあるので、何を言っているのか知りたい人はヘッドフォンの席に座った方がいいですね。
テ・プイア内の間欠泉
ここは最大30メートルまで吹き上がる間欠泉が見れることで有名な観光地です。
他にも、キーウィバードが見れる小屋やマオリ族のお家を再現したものが見れます。
最大30メートルの間欠泉見たいぜ!と興奮していましたが、間欠泉が吹き出すタイミングは1日20回程度らしいです。つまり、1時間で1回吹き出すかどうからしい。我々ツアーではそんな時間がなくて結果空高く吹き出すシーンは見れませんでしたが、少し噴出しているところは見れました。
マオリ族の家とか正直興味なかったから、間欠泉の前でずっと待っていたかった(笑)
あとは、ニュージーランドのシンボルアニマル「キーウィ」が実際に生きている状態で見れる!という事で園内にあるキーウィハウスに行きました。正直、ニュージーランドに行くまで、キーウィはそこらへんの羊と同様にいたるところで見れる動物だと思ったのですが、全然違くてものすごいレアアニマルでした。
ということで、キーウィを見るためにハウスに入りましたが…
暗くて全然見えない!キーウィは夜行性の動物なのでハウスの中も限界まで暗くしているために、キーウィが一応ケージの中にいるのは確認できるのですが、何か黒い物体がモゾモゾ動いている程度しか把握できませんでした。電池で動く人形だったとしてもわからんレベルです。
もし、日中に見れるのであればこんな感じの鳥らしい。
まとめ
土ボタル鑑賞目的でしたが、他にも羊刈りショーやテプイアの間欠泉見学などたっぷりニュージーランドの観光地を見学できるツアーでした。
紹介しませんでしたが、お昼はゴンドラで上がった先のレストランで美味しいランチビュッフェが食べれたりと満足です。
レンタカーを借りて自分たちで観光するという方もいると思いますが、羊の毛刈りショーの時間帯などもあるため、計算され尽くされた旅行会社のツアーで良かったと思います。